ステップファミリーとして暮らし始めた頃、彼の娘ちゃんが潔癖だと言っていました。
次女ちゃんと子がめはライバル
なぜ潔癖だとアピールする必要があったかと言うと・・・
それは次女ちゃんと子がめの間のお話で。
一緒にいる頃、2人は何かとぶつかることが多かったです。
次女ちゃんは小学校6年生、子がめは5歳。
一緒に住む前からそんな感じも見受けられましたが、時に、「私はお姉ちゃんなんだから。」と頑張る様子も見られた次女ちゃん。
しかし、時間を決めて会っていた週末のみの関係から、毎日おうちで顔を合わせる関係となると・・・
『お姉ちゃんと妹?』よりは、『張り合う相手同士』になっていました。
子がめは元々一人っ子。
そして年齢も幼い。
対する次女ちゃんも精神的には幼め。
しかし、思春期特有の?大人ぶるところはある。
しかし、今までは末っ子として彼と長女ちゃんに甘やかされてきた次女ちゃん。
そんな感じプラス、元々アテンションが足りなかったのかな?と思わせるような言動が続いていた次女ちゃん。
おうちの中で『元末っ子』と『現末っ子』のどちらがより自身の主張を通せるか、という戦いが日々繰り広げられていた気がします。
食べたい菓子パンが被る次女ちゃんと子がめ
そんな中、2人が大好きな菓子パンを食べる機会がありまして。

彼の家族は基本的に朝はパン派で、彼が前日夜の閉店間際のセールでGETした菓子パンを翌朝食べる、という風景は良くみられました。
そしていつもの調子で、彼が戦利品としてGETした菓子パンをずらーっとテーブルに並べ、「好きなの選べー。」と。
長女ちゃんは安定して、うまい具合に次女ちゃんと子がめとは被らなそうな、しかし、しっかりと甘くて好みのパン1つと総菜系なガッツリパン1つをキープ。
やっぱり戦略的に動けるのが長女ちゃんだよな~、と眺めつつ、問題の次女ちゃんと子がめに目をやると・・・
2人がその日目をつけたのは何やら甘クリームが入った菓子パン。
しっかり、2人とも自分の第一希望のパンを主張し、見事に被っている。
これがパンでもおかずでもフルーツでもデザートでもでも何でも起こるから、もはや面白いです。
2人とも毎回同じ行動。
姉妹?になったとは言えど、12歳と5歳・・・
少しは子がめに気を遣ってあげてほしいな・・・とも思うのですが・・・

被るとわかっていても主張し、ぶつかってみる。
それが兄弟、姉妹がいる、ということなのでしょうか?
親がめは一人っ子なので・・・あまりこういった気持ちはわからず。
取り合う相手がいなかったのもありますが、基本的には長女ちゃん派で、場の中で好みが被りそうな人がいれば、まずは第2候補あたりを主張して、何も好みが得られない、ということを避けがちです。
ただ、長女ちゃんも長女と言えど、まだまだ中学1年生。
しかも、おうちで、相手が家族であれば自己を主張する時もあります。
そんな時は子供たち3人のお気に入りが1つに集中し、3人で取り合うことになるのですが・・・
長女ちゃんが入ると、等分しようか、と話しができたり、ゲームで勝敗を決められたり。
そして、そんな時でも長女ちゃんは子がめには気を遣ってくれていて、子がめの主張にしっかりと耳を傾けてくれたり、子がめもできるフィールドで勝敗を決めてくれます。
ただし、そんな長女ちゃんも、次女ちゃんと2人で被った時は容赦無し。
本気でやりあうので、基本的に次女ちゃんが長女ちゃんに勝てることはなく・・・
今まで自分が上にやられてきたことを今度は下にやりかえす、ということをしたいのかな?とも感じました。
そしてそんな時、基本的に私は黙ってそんな2人のやり取りを見守るのですが・・・
取り合っている物が食べ物で、しかも私があまり得意なものでない時は・・・
子がめに対し、「自分で最後まで食べれるの?ママ、それ残っても食べられないよ?自信がなかったら、次女ちゃんに譲ろうか?それとも半分こにしようか?」と声をかけます。
私は基本的に甘いものよりも塩っ辛いものを好む傾向にあるので、基本的に2人が取り合っているものはあまり好みで無いことが多いのです。
そして今回も場合も然り。
そして、私の実家では、複数名が同じものを好むであろう場合には、あらかじめ等分して提供されるスタイルだったので・・・
正直、私は「最初から2人で半分こしてくれ。」と思っていたのですが、もはや1つの完全体としての姿を目にしている2人。
その完全体1つを全て自分のものにしたいらしい。

母にはわからないので、好きにしてくれ、と思うのですが、それで放っておけないのがこの2人。
子がめは食が細く、しかし次女ちゃんと張り合って「欲しい!」となる傾向にあったので・・・
絶対食べないじゃんー、半分こしてくれー、と思いつつ・・・しかし、たまにぺろっとたいらげる時もあるので、これまたばっさり諦めなさいとも言えず・・・
結局、その時は次女ちゃんが渋々第二希望と第三希望を先に選ぶ、ということで手が打たれました。
そして食べ始めると、やはり子がめが「これ違った。食べて欲しい。」と私の元にやってくる。
ほらーやっぱりこうなるじゃんー!!!
と思いつつ・・・まぁ菓子パンってそうだよね。
食べてみて「え!?こういう味系!?」みたいに思うことってあるよね・・・
とは共感できてしまう私。
はぁーーーーーーーーーニガテな甘いパンをほぼほぼ1つ食べるのか・・・と覚悟を決めつつ、子がめに「今度からは、初めてのものは味がこうやってわからなかったりするから、みんなで分け分けして食べようね?」と伝え、食べようとしたまさにとの時次女ちゃんから神の声が!!
次女ちゃん:「私が食べようか?」
私:「ありがとう。良いの?」
次女ちゃんは潔癖らしい
良いの?と聞いたのには理由があって・・・以前にも同じ状況があって、その時は2人とも同じものを食べられたのですが、子がめが最後に少し残してしまい・・・
次女ちゃんに、「これ好きなんだよね?子がめの残りだけど良かったらこれも食べる?」と聞いた私。
次女ちゃんの答えは・・・
「私、潔癖だから人が食べたものはダメなの。お姉ちゃんなら良いけれど、パパのも無理。」
と。
あっけにとられる私。
え?あ?そうなんだ?
と思い、まぁそうならばしょうがないか、とお皿を引き上げ、私が食べました。
そんなやり取りがあったからこそ、今回の神発言には本当に驚いて「良いの?」と確認。
するとさすが次女ちゃん。
「うん。子がめが口を付けた部分を切ってもらえれば。」
しかも、ナイフは自分で持ってきてそっちでやって、綺麗になったものを渡してくれと。
笑顔で。
とりあえず食べていただく側だしな・・・と言われたとおりに対応し、綺麗になった?パンを渡すと、一応悪いと思ったのか、
「潔癖のせいで、ごめんなさい。」
と。
もうあっけにとられすぎている私。
今回の神発言は『潔癖を超えてでも食べたい好きなものだった』ということなのかな?ま、子供だしそんな不完全さもあるよな、と理解していたのですが、違いました。
過去を思い返して・・・家族で外食した時、次女ちゃんは自分の不注意で注文したメイン料理を食べられないことがありました。
その時、彼も長女ちゃんも食べ物を譲ってくれなくて(彼は他のものを新にオーダーして良いと伝えています)、「私の分をシェアしようか?」と私が聞くと、私の食べかけを綺麗に全て平らげ、もはやシェアではなく全譲りとなった件。
私が食べようと思ってオーダーし、もはや食べていたのでしっかりとそのまま箸をつけてしまっていました。
潔癖の次女ちゃんルール的にはアウトなはずなのですが・・・
潔癖じゃなかったの?
お姉ちゃんだけが例外じゃなかったの?
これも、受取方によっては喜ぶべきなのかもしれません。
お姉ちゃんだけだった例外に私も入ることができた!
私はお姉ちゃんレベルの存在になれた!
と。
しかし、なんのためらいもなく、私が口を付けたお皿を受け取り、すごい勢いで完食。
しかも、私のお皿から自分のお皿に取り分けるかな?と思いきや・・・
お皿もそのままに完食。
『シェア』という言葉を使って、私は私の残りの分から少し取り分けることをオファーしたつもりでしたが、そのまま残り全部を食べられてしまいました。
これも、本当の家族だったら「ちょっと!」と言えるのでしょうが、え、と思いつつ、そこで声をかけるときっと皆の手前、次女ちゃんがバツが悪くなって拗ねるよな・・・と結局控えた私。
あれは何だったんだろう。
要するに、次女ちゃんは人が食べたものでも食べられるのだと思います。
ただ、私と彼のような大人に対して、子がめよりも自分が綺麗に食べられるので、それをアピールしたくて、子がめのはちょっと・・・と言うのかな、と。
結局はいつも大人だったり、周りのアテンションが欲しいだけ。
(あくまで私の推測ですが)そんな自称潔癖の次女ちゃんのアテンションがほしいアピールに使われて、子がめの口をつけたものは食べられない、と言われるのは、わざわざ子がめが汚いと言われているように感じて、本当に嫌でした。
基本的には、何かあったとしても日常的に、『嫌』ではなく『好まない』など、キツイ表現は好まない私ですが、これは本当に『嫌』でした。
これが実子を想う親、というものなのかもしれないですが・・・
自分の子供を汚い、と扱われ相手を悪く思わないでいられる親なんていないですよね。
確かに、幼い子供は食べ方が大人の様に綺麗ではありません。
そこは子がめも例外ではなく。
そして、それを受け付けられない人がいるのも理解しています。
私自身親になる前はそうで、今子がめと遊んでくれる私の友人の中にそういったものが苦手という人もいて、そんな人には一緒に何か食べる時、それ相応の気を遣うようにしています。

親になると不思議なもので、子がめのお友達など、他のおうちの子のすごい食べ方も笑顔で眺められるし、介助もできるようになりました。
というかしてあげたくなりました!
本当不思議!
次女ちゃんも、それと同じで子がめの年齢の食べ方が苦手、ということであればそう言ってほしかったのです。
しかし、それを彼女なりに気を遣ってなのか、『潔癖』といった彼女。
しかし、行動はどうみても潔癖ではないし、矛盾。
行動に矛盾があるのを好まない私。
なにより、子がめが汚いという扱いをされながらそのまま過ごすのはすごく嫌でした。
かまってほしいのであれば、最低限「かまってほしい」と素直に伝えれば良い。
他人を巻き込んで、他人を貶めてまでかまってもらっても、果たしてその先に何があるのか。
こういったことが想像できないし、できないからそんな行動しかとれないのだろうし、そしてその結果、どんどん周りとコミュニケーションがうまくいかずに孤立していくのだと思います。
やはり次女ちゃんには専門家の適切なサポートなのか、全力で、そして無条件で、次女ちゃんが欲するだけの愛を全力で与えてくれる人が周りにいるべきだったのだと思います。
そして、それは間違いなく私ではなかったです。









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