子がめ、私の彼にはじめましてのお話

お付き合い期

子がめと彼のファーストセッション

私と彼が知り合って1ヵ月たったか、たたないかの頃、なんとな~くそんな雰囲気かなと、休日に3人で会ってみることにしました。

今考えると…

知り合って1ヵ月。子がめは3歳。

彼も私もお互い連絡はマメな方で、毎日LINEでメッセージと電話のやり取りはしていたけれど、ちゃんとフィジカルに会うのは…3回目??

もうちょっとの「子供に会う」というファーストステップは、その後の計画?をたてた上で、とした方が良かったのかな?と今考えれば思ったりします。

当時の子がめを考えると、まだ「父親」というものだったり、自分の周りの物事の繋がりだったりが見え始めたのか、そうでないかだった頃。

これからの彼との関係性を考えたら子がめにとっては絆を作るのは速い方が良いのでは、と思っていました。

ですが、お互いシングルになって、はじめてのお付き合いで全てが手探りだったなぁ、と振返ってなんだか初々しいというか、足りないところがたくさんあったんだろうなと感じます。

それでも一日の中でとてもほっこりとする気づきもあって、幸せをもらえた日でした。

モールの子供の遊び場にて

その日の目的地は彼が提案してくれました。

子がめちゃんの年齢だったらこんなところはどうかな?ここ、気になってたんだよね、と。

彼の日常では行くはずのないイベントを、気になってたんだよね、と伝えてくれた彼に、子がめと私のことを考えてくれてたんだな、と嬉しく思ったことを覚えています。

行き先はショッピングモールの子供の遊び場。

子がめの実の父親とは1回?2回?そんなこともあったかなぁ~でも子がめのお誕生日とか特別な日だったっけ?

いつも子がめと私の二人だったな。

でも彼は、はじめましてでこんなところを提案してくれるんだな。

何からの知識か情報元は記憶にないですが、こういうことって比べることじゃない、比べちゃだめだよな、と思いつつ、やっぱりたくさんのことを比較してしまっていた気がします。

肝心の子がめはというと、違う店舗ですが、その遊び場で以前遊んだことがあったのもあり、場所見知りや人見知りを発動することもなくはじめから彼と仲良く楽しんでいる!

元々、1度目の未婚のシングルマザーになってから、子がめにはきっとこの先たくさんの人との繋がりが必要!と、私の友達たちに積極的に遊んでもらっていたのが良かった気がします。

同じように子供がいる人、全く子供と関わったことのない人、子供が好きな人。

当時からのそんな方向性なので、

私の友達=子がめの友達

基本的にこんな感じになっています。

元々子がめは人に慣れていたのであまり心配はしていなかったのですが、それでも女性の方が好ましい、など微妙に繊細な子供心を心配していましたが、「子がめ→彼」への反応は問題なく、お昼ご飯も一緒に食べて丸一日楽しみました。

実際は逆に「彼→子がめ」のやり取りの方が心配だったのかもしれないですが、こちらも私の中で絶対的な赤信号が灯ることなく一日を終えました。

「友達」と「彼」の子がめにとっての違い

その日、複雑?ですが、一つ大きな気づきがありました。

子がめが一人ではしゃぐモードになった際、彼が私の腰を抱いてその様子を2人で見守る、という時間がありました。

すると、自分の世界で楽しんでいるんだなぁ~、とニコニコしていた私のもとにきた子がめが一言。

「だーめ。」

彼と私の間に割って入ってきたのです。

想定していなかったことで、私は一瞬、何か私の勘違いかな?とぽ~っとしていたのですが、わざとか天然か彼がもう一度私の腰を引き寄せる。

すると子がめが、

てくてくてく。すとん。ぎゅ~~~~~~~。

…。

…。

KAWAIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!(ノД`)・゜・。

産まれてからその瞬間まで私の愛は全力で子がめに一極集中で、子がめの中ではそれが当然だし、揺らぐはずのないものだった。

それが今「彼」という存在の登場で危機に面している。

本能的に何かを察した子がめ、全力でそれはダメだと表現してくれている!!

考えてみると、確かに子がめが生まれてから、私が誰かに愛されている、ということを子がめに直接的に見せる機会がなかったからか、と。

それが元で子がめと彼の中が…というわけでは全くなかったのですが、その後からはただただ、彼と私の距離をちらちらと確認し、近い!と感じると間に入って一生懸命母は自分のものだと示してくれました。

子がめからも愛されていることはもちろん理解していましたが、こんなに直接的に表現してもらえるなんて思ってもみず、その認識やら子がめの成長やらいろんな幸せをもらえた日でした。

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