子がめの英語能力のお話

子がめのこと
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英語ができたらカッコいい!

子がめが私の元に来てくれたとわかって少し落ち着いた頃、強い気持ちからというわけではなかったでですが、何となく、私が子がめにできること、と考えて、英語を身に着けてあげられればなと思っていました。

少し奮発すれば、イヤフォンが通訳してくれる時代。

そんなすばらしい機器を私は使用したことがないですが、それをどこかで聞いた時、昔自分が力を入れていた「英語」、というものはもう能力にはならないんだ、と少しショックを受けました。

それでも、例えばヨーロッパの様に、日常使用する言語が複数あって、それを幼い頃から苦もなく身に着けられていたとしたら、能力としてではなく、コミュニケーションや思考の広がり、様々なチャンスを広げることができる。

それに何かやっぱり、「あ。ごめん。私英語話してた?」みたいな、複数言語を話せるからこその、意識せずに違う言語があふれでちゃったよ。

みたいなシチュエーションが素敵(笑

本当に能力のある人は、その時その時のコミュニケーションを取る相手のレベルに合わせることができる人、自分の能力が高いと相手に感じさせる人は、まだそこまでのレベルの人。

昔何かで読んですごく納得したので、そういうこと、という話ですが、それでも憧れは憧れ。

その相手にレベルの違いを感じさせることができるまでいけない私は、そのレベルにも羨望の眼差し。

ということで、子がめが将来学ぼうと思った時に、何か体の中に土台があるかも?と思えるくらいになればな~と英語をはじめました。

子がめへの英語の働きかけ

私自身、逃げてサボっていた記憶しか残っていないのですが、幼い頃に、両親が英語教室に通わせてくれていたことがあったので、義務教育にあがった際に、英語の発音が良い、と周りの大人に言われることが多々ありました。

それは、その幼い時に英語を聞いていたことで、耳が慣れていたし、中間音も出せる様になっていたのでは、と自分で分析しています。

人の発話の仕組みとして、まず、自身が聞いたことのある音でないと、自分でも作り出す、つまり発音することができないそうです。

そしてその聞いたことがある音、というのは生後6ヵ月程度までに、すんっと赤ちゃんの中に入ってくる。

もちろん、その時期が過ぎたら絶対に得られない、ということはないですが、その時期がやはり最も効率が良いそうです。

そんな感じで、よし、子がめがおなかにいる間から英語をはじめるぞ!

Youtubeで幼児向けの英語の歌をながしたり、歌ったりしていました。

私は出産2ヵ月前に1ヵ月程度、切迫早産で入院したので、その時を除いて本当に毎日ひたすらにそれを繰り返していました。

(切迫早産の時は相部屋だったので、英語どころか、1ヵ月何も発音せずに過ごしました。)

やると決めると一直線な私。

その時に英語の幼児向けの曲を、と思ってひたすらに覚えたことで、逆に日本の幼児向けの曲を全く歌うことができず、後に支援センター等に通であわあわしました(笑

…既に逆に能力が足りないことを露呈している私(*´Д`)

そしていよいよ子がめと初対面すると、今までどおり英語の歌を歌うことは勿論、2人きりの時はなるべく英語で話しかけるようにしていました。

遂に子がめが2語文、3語文で想いを伝えるようになった頃、

反応が良かったのは日本語(笑

日本にいて、日本語しか話さない日本人に囲まれていたら、そうなりますね。

単語だけでコミュニケーションをとっていた時に、子がめが英単語口にしても、意味のある言葉と理解せずにスルーしてしまった大人がその時周りに多かったのかなと思います。

反応が無ければ伸びない。

見事に子がめの日本語能力が伸びました。

結局、子がめとコミュニケーションが取れてる!という実感欲しさに、私が負けてしまいました。

(ここでもう少し頑張っていられれば、変わっていたのかも、とは思うのですが、やっぱり子がめと一日、一秒でも早く、より強く心を通わせたかったので、まぁしょうがないです。)

その頃、並行して子がめにハンドサインも教えていて、それらも最初は英語でインプットされていたのですが、次第に子がめの中で日本語に変わってしまいました( ;∀;)

結局、ふとした瞬間に今でも子がめに英語で話しかけたり質問したりしますが、幼稚園に入って少しした頃でしょうか、「英語はわからないの!日本語にして!」と。

私の当初の目的は、それが「英語」(別の言語)とわからずに、気づいたら2言語知っていた!でもうまく使い分けができなくって!というやつだったので、英語、日本語、と子がめの中で2つの言語の違いに気づいてしまっていることを知った時に、ありゃ~、と思いました。

それでも、その頃からYoutubeにはまりだした子がめ。

基本的に我が家(実家)のルールはYoutubeコンテンツを見る時は英語コンテンツです。

(ただし、もともと我が家はあまり動画視聴をしないので1時間を超えることがあれば、それは多いな、という感覚です。)

子供の能力は凄いもので、気づくとYoutube画面を自分で操作できるようになり、コンテンツを自分で選んでみていましたが、気づくと日本語ではないがロシア語?中国語?…どこの言語!?というものを見ていることもありました。

まぁそれもそれでおもしろいか、とそんな時はそのままにしていたのですが、やっぱり映像を楽しんでいるだけで、内容は理解していないのかな?なんて思っていました。

それが最近、今のシーン、画面だけではおもしろい箇所がわからないはずだけど…子がめ、今笑ってたなと思うことがあったり、

また、最近の子がめの一人遊びを見ていると、なんだか英語がところどころに出てきたり、英語風な話し方をしていたり、

Youtubeが身になってるのかも!?とちょっと子がめの理解度を確かめてみました。

一緒に英語コンテンツを見て、良きところで止めて、そこまでのシーンの質問をする(なるべく映像だけではなく、英語の聞き取り、理解ができていないとわからないこと)。

はじめは試しに英語で質問してみましたが、「やはり英語はわからないの!」と。

そんなことないよ、子がめは英語もわかるんだよ~と言いながら、今後は日本語で同じ質問をすると、どうやら理解している。

正答率100%ということはないですが、感激。

子供ってすごいです。

子がめ、すごい。

子がめは一番大好きなYoutubeの時間に横から茶々を入れられて少しムッとしていましたが、これからも少しこんな感じのことを続けていこうと思います。

ただし、英語と関わることのデメリットとして、子供が日本で流行っていないアニメにはまることがあるということ!

少し前ですが、子がめは「パジャマスク」というアニメにはまり、お誕生日にそのおもちゃが欲しいと。

日本では販売されておらず、必死でネットを探しました。

そしてやっぱり日本って凄い国なんだぁ~と思い知ったのですが、必死に探してGETしたおもちゃのクオリティに母はがっかり。

お人形の色付けがはみ出ていたり、基地?は一度作ったらもう戻せない(一回一回お片付けができない)使用だったり。

日本の技術は凄いです。

知らないこと、を少なく

子がめが一語文を話していた頃、病院に連れて行くと、待合室の隣の席に浅黒い肌のご家族が座ってきました。

とたんに私にぎゅっと強く抱き着く子がめ。

日本にいる外国人の比率は年々増えてきていると言っても、子がめの日常の中で、見た目で日本人以外とわかる人に会う機会はなかなかなく、知らないものへの恐怖、警戒、という純粋な反応だったと思います。

生きていく上では必要な反応。

でも、それが元で、見た目が大きく異なる人とお友達になるチャンスを逃してしまうかもしれない。

それは悲しいこと。

たまたま場所が病院でしたし、お相手もどんな症状で受診しに来ていたのかわからなかったので話しかける、ということはしなかったですが、

知らないもの、慣れないものを少しでも少なくして、それが将来子がめが社会に出た時の手助けに繋がればな、と思った出来事でした。

後日、支援センターでドイツ人親子に出逢った時、私がドイツ人ママと話している姿をみて、子がめも仲良くそのお子さんと遊んでいました。

最初こそ本能で警戒するけれど、子供の順応能力は本当に高い!

見習います。

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