ステップファミリー【カビだらけのお風呂場が普通な彼と連れ子、指摘したいけれど嫌われたくない継母(私)】

新しい家族期
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シングルパパの彼の家事能力

彼のおうちにはじめて遊びにいった時、生活感は程良くあるけれど、特にお部屋に対して何も感じることはありませんでした。

何も感じることがなかったというのは、もちろん良い意味です。

働きながら子育てもしているシングルパパさんのおうち、というものに今までお邪魔したことはないですが、普通に両親そろったママ友のおうちと何ら変わりがない。

つまり彼はパパとママ、両方の役割をしっかりこなしていたということです。

それに、お昼に出してくれたランチはとてもおいしくて。

前からお食事には少し熱があるんだなと感じてはいましたし、素材も何やらお高い感じがする、とは思いましたが、彼の料理の腕にも関心させられていました。

彼の目の届かないところ

時は過ぎて、子供たちの関係も問題なく進んでいき、週末に彼のおうちにお泊りをするようになっていました。

少しずつお部屋は生活感が出てきて…。

でもそれは、ほぼ毎週末を彼のおうちで過ごすようになっていたこともあり、それが彼の家事の時間を圧迫していたということ。

なので、私も彼のおうちにいる間に簡単な家事をやるようになっていました。

彼のおうちに遊びに行って、ささっと掃除機をかけたり、お皿を洗ったり…。

私の中で家事には、やるハードルでのランクがると思っていて、さっきあげたものはさっとできて、ママ友のおうちでも、遊ばせてもらったり、お誕生会なんかをしたりした後は他人のおうちでやってもおかしくないかなと、人によってはキッチンに入られることにためらいがある方もいるとは思いますが、最近はオープンキッチンも増えて、そういったハードルは少し下がっている気がします。

一応やる前には彼に許可というか申告はしていたのですが、

洗濯物を干したり、洗濯物を取り込んだり、そして洗濯物をたたんだり…。

これには思春期の女子の下着が絡んでくるわけで、

ぽっと出の私がやったら嫌かな。

でも聞いたところで、今の良好な関係の中で、嫌だけど嫌と言えなくて、結局嫌な思いをさせるかな。

そんなことをグルグル考えて踏み込めず。

そして私が一番気になっていたのはお風呂場のカビ。

潔癖というわけではないので普通に使わせてもらっていましたが、結構な年月を彼のお風呂場に居座っているんだろうなぁ~と容易に想像できるほどに、頑固なピンクと黒のカビがもやもやと。

彼のおうちのメンバーは彼を含めてみんな眼鏡。

私自身も目は良くないですが、私は基本的に世界は見えなくて良いものであふれてる~と車の運転以外で眼鏡をかけることはほとんどありません。

ただ、それはそこまで目が悪くない、というわけではなく、人などはシルエットで判断しているし、しっかり初めての場所で看板が見えずにあわあわしたりしています。

それに対して、彼のおうちメンバーはみんな一日中眼鏡。

朝起きた時から、眠る時まで、眼鏡がないと生活できないそうです。

ただし、後から分かったのは、お風呂は眼鏡を外すということ。

当然と言えば当然なのですが、

そうか。

そしてそれはつまり、お風呂の中ではほとんど見えずに行動しているということ。

だからかな?

カビが見えてないのかな。

お泊りに来させてもらっている間はまだ外部者だし…。

指摘して彼の仕事を増やすのも嫌だし…。

とか色々考えていましたが、晴れて今は家族メンバー。

彼とお買い物に行った時に、お風呂掃除をしたい旨を伝え、必要な道具を揃えました。

そして満を持して、お風呂掃除開始。

調べておいた、2つの洗剤を混ぜてつくった液で綺麗にする、「ハイター付け」という方法を使ってお風呂掃除をすることにしました。

本来は洗剤同士を混ぜるのは禁止事項として洗剤の容器に記載されているので、あまりお勧めはされないことです。

ただ、SNSで見た説明だと、結局要はこの2つの洗剤に入っている成分が同じ?近く、相乗効果を狙うための混ぜ合わせ作業であるとのこと。

念のために部屋中の換気力をマックスにし、子供たちは避難させてハイター付け液を作成。

ジョイ10g、ハイターキャップ半分、水250g

そして長めに1時間塗布。

そして待ちに待った流水の儀。

取れた~(*´▽`*)

気持ち良いくらいにとれました。

元々、こういったしっかり目?大掃除系?の掃除をやったことがない私はSNSの情報に半信半疑でしたが、結果が出ると嬉しいもので。

その後はお風呂の椅子や桶、シャンプーなども1個ずつ洗って目に見えるカビは綺麗に撃退しました。

そして、彼からは感謝の一言。

嬉しい。

維持するということ

お風呂は毎日入るわけで、そしてハイター付けには、カビ取りとカビが付かなくするための予防の効果があるとのことですが、それでも1ヵ月もするとカビがみえはじめます。

そして私が気になっていたのは彼と娘ちゃんたちの習慣。

これは、2つの家族が1つになる、というのでなくても、例えば友人とシャアハウスをするとか、パートナーと同棲するとか、どの関係でも起こり得ると思うのですが、習慣が違ったのです。

お風呂に入った後に喚起をする、という習慣が彼と娘ちゃんたちには無い。

お風呂に入ったあとも、換気扇はまわさず、窓も開けない。

ついでに言うと、私は床にひく布のマットが苦手なのですが、彼のおうちにもお風呂場の布マットが。

マットについて早々に彼に確認すると、こだわりはなく、そこにあるべきものなのかと思って揃えてみた、とのことだったので、珪藻土マットに変えました。

ただ、それも使い終わったあとに立てておくとかそういったことがない。

彼に、またお風呂場にカビが見えはじめたこと、そしてそれは毎日使う上でしょうがないことだけれど、少しでもその発生を遅らせるため、さらに掃除を楽にするために喚起をしよう、と提案しました。

そして娘ちゃん2人にも彼からお伝えしてもらい(彼との話しで、お互いの子供へこれまでの方針と変わるようなお話し等、大事な話はそれぞれの親からしよう、と話していました。)、綺麗が意地される予定でした。

習慣はなかなか変わらない

これも、しょうがないというか、よく聞く話なのですが、長く続けていた習慣はすぐには変わらないもの。

はじめの数日は喚起がされるようになって、私の気持ちも幸せだったのですが、そのうちにお風呂の窓も、扉も閉まったままで、換気扇もオフ、珪藻土マットも横になったまま、ということが増えました。

彼には気が付けば伝えていましたが、娘ちゃんたちには気長にいこうと、それらを目撃した時は黙って私が対応していました。

そうすると、今度は全てが元通りになりました。

時に、娘ちゃんたちの前で彼の忘れを指摘することもあるけれど、2人に「あっしまった。」という感もない。

1度や2度ではないので、聞こえていないということはないはず。

喚起をしようということ自体忘れちゃったかな。

この傾向はよくないんじゃないか。

そして何より私もしんどくなる気がする。

そして、一度は彼を通して伝えているし、彼にも再度許可をとって今度は娘ちゃん2人に直接喚起をしてほしいなと伝えました。

「ほしいな」というのが当時から薄々気づいてはいましたが、やっぱり私には娘ちゃんたちとの関係が難しかったんだろうな。

喚起をしなさい、と言うつもりはないですが、「喚起をして」とも言うことができない。

その時は時間が解決してくれると信じて続けていて、結果4ヵ月しか一緒にいることはできなかったので答えは永遠にわからないですが、とにかく色々気になってしまうくせに、2人に気を使っていました。

勇気を振り絞って娘ちゃんたちに伝えた私でしたが、結果はまぁほぼ変わらずといったところでしょうか。

(私が)気づいたときに(私が)対応する、ということで着地しました。

ただ、一度、勇気を出して伝えた次の日、長女ちゃんから彼の置手紙を見かけました。

「親がめから換気をしてねと言われたけど、窓が固くて開かなかったから、閉めておいてね。」

彼と長女ちゃんは元々家族なわけで、顔文字も、気を使った書き方も不要ということはわかっているのですが、すごくストレートな表現に、私が換気してほしいと言ったことに実はムッとしてたりするのかな、私にイラついてたりしないのかな、と心臓がバクバクしたのを今でも覚えています。

今思うと、本当にビクビク、2人に嫌われたくなくて、顔色を窺っていた気がします。

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