彼の家族と一緒に暮らし始めてすぐのころ、次女ちゃんの小学校は春に運動会があるとのことで、新学期早々、新しいクラスで運動会に向けての準備が始まったとのことでした。
応援団長に立候補
運動会準備で一番に決めるべきなのは応援団長とのことで。
そして、長女ちゃんが同じ小学校に通っていた時も、最高学年で応援団長をやっていたために、憧れというか、自分も絶対に6年生になったらやるんだ!できるんだ(?)と思っていたようです。
応援団長決定まで、自分が団長になることを夢見て毎日ルンルンしていた次女ちゃん。
応援団長に立候補できるなんて凄いなぁ~。
その手の繋がりが、しっかり学校で築けているんだな~。
と関心したことを覚えています。
おうちでも声を張る練習をしたり、ピシッとした応援団長独特の動き?なんかをまねしたりして頑張っていました。
しかし、結果は次女ちゃんが団長になることはできませんでした。
決定に納得がいかない次女ちゃん
団長になれなかった日は本当に落ち込んで学校から帰ってきて・・・
「残念だったね。」と子がめと次女ちゃんの話を聞いていました。
すると、それまでしょんぼりしていた次女ちゃんが急に力強く向き直り、
「応援団長の決め方がおかしかったの!」
と。
どんな決定方法だったか聞いてみると、
立候補者が皆クラスの前に一列に並び、順番に決められた応援フレーズを身振りを合わせて言う。
それを聞いたクラスメイトが、どの立候補者が一番応援団長に相応しいかを挙手で決めるというものでした。
・・・。
特におかしいと思う点はないけれど・・・。
どんな点が不満なのだろうと掘り下げて聞いていくと、
「絶対に応援団長に決まった子より、私の方が声が出ていたし、堂々としていた。」
と。
それは、私はその場にいたわけではないのでわからないけれど、次女ちゃんがそう感じたのならば、そんなこともあるのかもしれません。
しかし、更に聞いていくと、
「応援団長に決まった子はクラスの人気の子。あれでは応援団としての実力じゃなくってただの人気投票だよ。あの子の仲良しの子はみんなあの子って言ったもん。」と。
・・・。
そこでいつもの「あ・・・」という感じを感じてしまった私。
次女ちゃんとしては、おそらく、人気票ではなく公平に実力が試されるべきなので、おかしい、と言いたかったのだと思います。
社会に出て、何も知らない人同士のオーディションで、ということがあれば、次女ちゃんのいうような公平に実力が試される場もあるかもしれません。
しかし、それだって下調べしていくうちにこれをやった方が結果に有利に働く、とか、この人に働きかければ・・・なんてことも出てくるかもしれない。
そして、今回のお話しは小学校の運動会の応援団長決定。
これは100%人気票の話しだし、スクールカーストの話しでしょう・・・
それをわかって、次女ちゃんが立候補をしたと思っていました。
普段大人しめな次女ちゃんが団長、というのは少々驚きましたが、短距離走はとても速いと聞いていたこともあり、もしかしたら「運動といったら次女ちゃんだよね!」とその地位を築いているのかもしれない。
あまり良くない方向だけれど、実は今年のクラスで団長はあまりやりたがる人がおらず、他の立候補者は次女ちゃんよりも更に静かめなタイプで勝算があるのかもしれない。
そんな風に思って団長が決まるまでの話しを聞いていた私。
正直、決定がなされてからこんな話が出てくるとは思ってもみませんでした。
やっぱり、次女ちゃんは空気が読めないというか、少し、いわゆる普通とは違うのかもしれない・・・そんな思いが強くなりました。
親と子供の属するスクールカーストが異なる
この話は、次女ちゃんは長女ちゃん、パパと家族みんなに話していました。
しかし、長女ちゃんは少し面倒なことにないそうだと思うと、自分で距離を取るタイプ。
今回も、「残念だったね~。でも団長ってなかなか大変だったし、やらなくて良かったんじゃない?」と適当な相槌を打って自室に消えていきました。
そして彼の反応はというと・・・
なんとも言えない感じでずっと次女ちゃんが気持ちをぶつけるのを聞いている。
そして、特に彼の意見を言うでもなく、それがただただ続いていました。
しかし、次女ちゃんのいないところでその話をしていた彼と私。
やはり、彼の考えとしては私と同じで、「こういうのは根回しというか、人気投票といか・・・次女はそういうことがわからないんだろうな~。」と。
しかし、それを次女ちゃん本人に彼が伝えないということが私は疑問で、歯痒くてなりませんでした。
きっと、ずっと放っておいたから次女ちゃんの今がある。
学校には一人だけお友達というか親友がいるそうなのですが、話しを聞いている限り、その子も大人しめ。
しかし空気を読むといったことはできていそうな・・・
あくまで自分の過去の経験ですが、自分が学生の時のスクールカーストを思い起こして、カースト最下位層にいた子たちは、2つのタイプがあった気がします。
1つは、自分がそのグループになぜ属しているのかを理解して、慎ましく行動しているタイプ。
もう1つは、それを理解しておらず、少し普通と違って大多数からやんわり距離を置かれてそこにたどり着いたタイプ。
おそらく、次女ちゃん後者で、親友ちゃんは前者なんじゃないかな、と考えていました。
親友ちゃんは多分、波風を立てないので次女ちゃんに少し変わってるは伝なんてことは伝えない。
つまり、おうちとその親友ちゃんとのコミュニティの行き来しかしていない次女ちゃんは、家庭で伝えない限り、誰も指摘はしてくれない、というのが私の考えでした。
もちろん習い事や、ちょっとしたそれ以外との関わりもあるとは思いますが、それらがおうちと学校よりも次女ちゃんの生活にとって大きい割合を占めるとは思えず・・・
しかし、彼は次女ちゃんのそれに気づいて今まで何もしないでいる。
つまり、その方針が良しと思っている、ということで。
どうしたもんかなぁと思っていました。
自分の実家を思い、親と自分の性格は似るわけで、スクールカーストも親の話しを聞く限り、親子っておんなじカーストに落ち着くのかな?なんて思っていました。
しかし、彼の話を聞く限り、彼と次女ちゃんのカーストは異なる。
次女ちゃんと私も異なる。
さらに、次女ちゃんと私はステップ親子。
こういうものってどう本人に伝えれば良いんだろう。
それともやはり彼が正解で、何も言わず見守るのが家族として正解?
今思うと、娘ちゃんたちに対して、たくさん考えや思いはあったものの、それをまず保護者である彼に伝えられていなかったな、と。
たくさん時間は過ごしたけれど、そういった重たい話しは避けていました。
それはやはり、子がめと私が彼のおうちに入れてもらったという気持ちが強かったから。
彼の方針とは違うことをして、彼の機嫌を損ねるのが嫌だと思っていました。
私は新しい家族の継続を守りたかったのだと思います。
彼は、「違う意見は排除する」というタイプではありませんでしたが、その時までに確か2度ほど、彼から「終わりにしよう。」と言われていました。
彼は、私の意見を聞いて、一人で考え、何かに一人で納得し、その過程を私に説明せずに関係を絶とうとする人でした。
一方通行。
結果は継続していましたが、いつも彼が終わりを言い出して、なんとか私が根気強く対話を続けて修復。
そんな構図ができあがっていました。
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