ステップファミリー【次女ちゃん抜きのお祭り】

新しい家族期
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長女ちゃんと子がめと夏祭りに行った時のお話。

まずはなぜこのメンバーなのかと言うと・・・

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次女ちゃん抜き。長女ちゃんと子がめとお祭り

「夏に家族皆でお祭りに行こうー!!」と盛り上がっていました。

行くお祭りも決めて、子供たちにも話して。

「また家族の思い出が増えるね。」なんてルンルンしていたのですが・・・

事件はずっと起きていました。

次女ちゃんの一連の問題からの自殺未遂。

この時も書き記したように、私は次女ちゃんが本当に死にたいと思っていたとは思っていません。

しかし、表現方法、伝えたいことを間違っただけであって、『自殺未遂という方法を取るほどに他者からのアテンションを必要としている』そんな状況である、と理解していました。

特別な対応が必要なことは目に見えていました。

家族行事が予定されている。

子供が3人いて、1人が問題の渦中にいる。

しかし、他2人は何事もない。

そんな時、普通、その家族の両親はどの様な行動をとるのが正解なのでしょうか。

結局、私は今でもその正しい答えはわからないのですが、その時の私は長女ちゃんと子がめの2人は普段どおり過ごしているわけで。

2人にもお祭りのキャンセルは何か違うかな、と感じていました。

そして、自殺未遂の渦中にいる次女ちゃんの気持ちは正直わからないですが、お祭りどころではないかな。

そう思い、彼に話をしました。

私:「今週末予定してた家族でお祭りに行く話。長女ちゃんと子がめが予定通り行きたいと言ったら、2人を連れて行ってこようと思うんだけど、どうかな。」

彼は「次女ちゃんも行きたいのであれば、3人まとめて連れて行って。俺は悪いけれどお祭りって気分ではない。」

それはそうでしょう。

次女ちゃんの日々の問題に疲れ切っていた彼。

しかし、さすがに不安定な次女ちゃんを連れて、子供3人を私一人、しかもお祭りという激込み現場でみるのは難しいな・・・

結局、「次女ちゃんはさすがに今大きな問題を抱えているし、連れていくのも違うと思う。次女ちゃんには申し訳ないけれど、本人が行きたいと言っても今回は遠慮してもらうし、そもそもこの話はふらないで行こうと思う。」と伝え、彼も了承しました。

お祭りへ出発

結局、次女ちゃんの問題は何も進展がないというか、むしろ日々問題は悪化していき・・・

事前に長女ちゃんに「今の次女ちゃんの状況から次女ちゃんをお祭りに連れていくことはできない。そしてパパもちょっと一緒に行くことはできない。つまり、長女ちゃんと子がめと私の3人になってりまうけれど、お祭りに行く?」

と確認しました。

すると、「行きたい。」と。

基本的に長女ちゃんと次女ちゃんはとても仲良し。

私の想像するいわゆる『姉妹』というか、何かをする時は基本的にいつも2人一緒です。

しかし、これは私の勝手な想像ですが、今までの彼の対応をみていると、やらかす次女ちゃんに彼と長女ちゃんが合わせ、そのたびに長女ちゃんには我慢させられることが多かったんじゃないかな。

長女ちゃんも、次女ちゃんのことは好きだけれど、そして姉として気遣うけれど、いつも次女ちゃんのために我慢している、いつも次女ちゃんが優先。

でも、私だって・・・という気持ちがあったのかな?と考えていました。

そして迎えたお祭り当日。

その日までに問題が解決して家族皆で行ける、ということはほぼないとはわかりつつも少し期待していましたが、やはり実現しませんでした。

その日までの次女ちゃんは、依然としてパパとの関係修復にも努めない。

学校でも先生に呼び出されれば対応はするけれど、自分から問題の解決に努めることもなく。

でもただただ毎日学校には通う、というような日々を過ごしているようでした。

その間、私とは普通にコミュニケーションを取っていましたが、それでも小さな日々のやらかしは消えず。

お祭り当日、子がめを保育園から連れて帰ると、長女ちゃんは既に準備を終え、リビングで待機していました。

しかし、そこで想定外なことが。

そこには次女ちゃんもいました。

しかし、明らかに長女ちゃんはこれから出発モードだけれど、次女ちゃんはおうちでただ長女ちゃんとの戯れを楽しんでいる様子。

私:(これは・・・長女ちゃんから次女ちゃんに何か伝わっているのか?それとも、次女ちゃんが何かを察知して行かせまいと必死の抵抗・・・?)

彼は仕事だし、どうしようかなぁ~と考えていると、長女ちゃんが次女ちゃんが離れたタイミングで「親がめ、何時に出る?」聞いてきました。

私:(やっぱり長女ちゃんも色々気を遣っているんだな。)

なんだか家族メンバー間で除け者扱いをしなければならない状況、良くないよなぁ・・・

当日まで考えていましたが、結局良い案が浮かばず、当日長女ちゃんと子がめと私が家を出る時に次女ちゃんと鉢合わせしないと良いな~なんて現実逃避していた私。

しかし、もはや長女ちゃんと子がめはお祭りに行く気満々だし、私もその予定で動いているし・・・ここは心を鬼にして出発するか。

彼に連絡すると、まもなく帰宅とのことだったので、長女ちゃんと子がめを連れて家を出発することにしました。

すると次女ちゃんが家の中をついてくる。

次女ちゃんが長女ちゃんに「出かけるの?」と声をかけたのが聞こえました。

おそらく、子がめと私が出かける準備をしていることには気づいていて、2人が出かけると思っていた。

しかし、どうやら長女ちゃんも出かけるし、3人は一緒に行動するようだ。

いつ自分も声をかけられるのだろうと期待して待っていた。

しかし声をかけられないので不安になって声をかけた。

というところかな。

悩んだあげく、「パパはもうすぐ帰宅するから、3人でお祭りに行ってくるね。次女ちゃんはこないだのこと(自殺未遂)があるから、おうちでゆっくり過ごして気持ちを整えて。」と淡々と次女ちゃんに伝えました。

私の中ではとても突き放した言い方。

次女ちゃんが今何を思うのか、気にならないわけではない。

確実に次女ちゃんにも寄り添う人が必要。

でも、子供は3人。

ポジティブな気持ちはしないけれど、次女ちゃんは彼に任せ、今私は長女ちゃんと子がめ2人を楽しませるという役割を全うしよう、と気持ちを切り替えました。

またも露呈する経済格差!?

こんな状況だったので、彼と事前にお祭りについて打ち合わせはできませんでした。

お祭りに限った話ではないのですが、私が娘ちゃんを連れて出かけるということは初めてに等しい。

何か注意事項があるだろうか。

でも、中2ならば自分で伝えてくれるかな。

もはや状況的にそう考えるしかなく、出発。

無事にお祭りに到着し、山車を見学したり、お祭りの雰囲気を楽しんだり。

到着してもいつもいるはずの彼と次女ちゃんがいないので長女ちゃんが楽しめなかったら・・・ということを心配していましたが、それなりに楽しんでくれているように見えました。

大人びていても中学2年生。

それに加えて長女ちゃんは今まで次女ちゃんにたくさん我慢をさせられてきたのかな。

パパと次女ちゃんの仲が不穏になって、流れた予定、諦めた予定もたくさんあったのかな。

なんて考えながらお祭りを楽しむ長女ちゃんを見守っていた私。

しかし、ここで問題発生。

今日の予算を彼との間で決めていなかったな・・・と。

彼と一緒であれば、基本的に子供たちからの経済的なおねだりは彼が判断。

お祭りでの彼の家族はいつもどんな感じなのだろう・・・。

最初に今日のお祭り分としてお小遣いをプラスであげる?それともお小遣いは月々あげているからなし?都度言われたら親が出す???

結局、長女ちゃんに確認すると、「いつもパパが欲しいものを買ってくれる。」とのことで、その日はそれに倣うことにしました。

以前家族皆で遊びに行った先であった屋台に寄ったことがありましたが、基本的に一般人がやっているような屋台があまり好きでない彼。

「俺も、うちの子たちもこういうのを食べるより、店でちゃんと食べたい派だな。」なんて聞いていたし、その時は確かに3人ともそんなに食べている風はなかったのです。

それに対してお祭りの雰囲気や屋台で食べるご飯にテンションがあがる子がめと私。

今日も長女ちゃんは屋台はそんなにで、帰りにどこかちゃんとお店で夜ご飯かな~なんて考えていましたが・・・

長女ちゃん、とっても屋台におおはしゃぎ。

これまた、いつもお財布を握っているパパの手前、あまりはしゃげなかったのかな。

「今日は私が出すから欲しいもの見つけたら声かけて~。」と伝えると、次から次に(笑

フルーツ飴、トルネードポテト、削りいちご、たこ焼き・・・

めっちゃ満喫してる!

それは嬉しかったのですが、やはりここで感じる経済格差。

子がめと私がお祭りに行っても、私の経済状況に準じてせいぜい買うのは1つか2つ・・・

しかし、長女ちゃんの勢いは止まらず、そしてしっかりちゃっかり射的も楽しみました。

そして、長女ちゃんが食べたり、遊んだりすれば当然子がめにも同じように何か、となり・・・

いつもは1,000円ちょっとで終わるお祭りの出費が、

長女ちゃん、子がめあわせて8,000円近く使いました。

わたし
わたし

私はその勢いにビビり・・・

結局何も買えず。

子がめからちょびちょびもらっていました。

お祭りで8,000円。

お祭りって貴族の遊びだったけ・・・。

震える。

結局しっかりお祭りを満喫し、帰宅。

私たち3人はとってもルンルンで帰宅しましたが、一歩家に入るとおうちはどんよりムード。

おそらく彼も次女ちゃんもコミュニケーションはとらなかったのでしょう。

部屋の灯りはなく、2人とも部屋に籠って寝ていました。

子がめを寝かしつけ、長女ちゃんと2人で女子会。

色々あるけれど、今日は長女ちゃんの心に少し近づけたから良しとできる日だったかなと感じた日でした。

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