バツイチ連れ子同士のお付き合い【等しく分ける、ができない彼の子】

お付き合い期
※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります※
スポンサーリンク
スポンサーリンク

朝ごはんのピザ

毎週末のお泊りに行っていた頃、休日の朝ごはんに彼がピザを出してくれました。

長女ちゃんは既に部活に出ていたので、残りのメンバーは彼、次女ちゃん、子がめ、私の4人。

彼のおうちでは、ご飯は個々のお皿で出てくるわけではなく、大皿から各自が必要な分を取るスタイル。

でも、ピザはみんなが好きなメインで、はじめにスライスする必要があるし、等分することになるよな~とほんわか考えていた私。

4等分だ~と思っていたけれど…どうやら雲行きが怪しい。

子がめが一人幼いから?

子供は、1歳の赤ちゃんでも食に興味さええれば、大人と同じ量だって、それ以上にだって食べることがあります。

それが伝わっていないのかな?

そもそも等分って考えじゃ無いのかな?

聞けない…。

いつものように娘ちゃんに対して色々と言い出せなかった私は、結局自分が少ない量を食べました。

等しく分ける

その日は彼が次女ちゃんに声をかけ、次女ちゃんがピザをスライスしてくれました。

うまくできないんだよなぁ~と小声で呟きながらも、一生懸命切ってくれた次女ちゃん。

2等分した時点で少し等分ではない感じだでしたが、54%と46%くらいかな?全然許容範囲、問題なし。

しかし、その2等分をまた切り始めたところで、片方をさらに2等分(つまり4等分カット)、もう片方を4等分(つまり8等分カット)で、どうやら作業は完成したようでした。

席について、8等分カットを一つ食べ始める次女ちゃん。

なるほど。

大きいカットと小さいカットを作って、それぞれの好みで一人1つ(4等分カット)か、一人2つ(8等分カット)を選んで食べて良いってことか、と感心した私。

その時彼がまだ食卓についていなかったので、ピザに手を付けずに待っていた私。

すると先ほどの8等分カットを食べきった次女ちゃんが、2つめに4等分カットを食べ始めました。

!?

それをすると次女ちゃんは合計で3/8カット食べたことになり、その分少なくなる人が出るのだけれど…。

彼がいなかったこともあり、もしかしたら彼と次女ちゃんの間で、自分の分を食べて良いよ、とかやり取りがあったのかな、と考え、またもひたすら状況を見守ることにした私。

彼が椅子に座り、子がめには8等分のカットを2つ取り分けましたが、私はさっきの希望的推測も兼ねてピザには手を付けられず…。

ただし、彼はみんなの残りものを片付けていくスタイル。

なのでなかなか自分からみんなが好むメインに手を付けません。

結局、私は8等分カットを一つ食べて、後は彼の分だよ、と彼に4等分カットを一つ食べるように促しました。

それで彼も何とも言わなかったので、やっぱり、彼と次女ちゃんの間で事前のやり取りはなかったのかな…と。

彼の愛

その頃、お互いの家族が一緒に過ごしはじめて半年程度。

ずっと一緒に過ごしているわけではなく、毎週末を一緒に過ごせる人が過ごす、というスタイルをしていましたが、少しずつお互いの家族のクセ?を認識してきていたと思います。

どうやら娘ちゃんたちの行動を観察していると、食べるメンバーと与えられたご飯の量を確認して、みんなが食べられるようにと、お互いに気を遣うというような認識がないようでした。

対する彼は、娘ちゃんたちはそれができていると思っている。

ズレがありました。

それだけ彼が、働きながら家事・育児をするという大変な生活をこなしてきたのだと思います。

そして何より、彼は、彼の大切な人が幸せならばそれが彼の幸せ、という人。

彼の子供たちへの愛の大きさを感じました。

ただし、実はこれ以前にもこんなことがあって。

各自ご飯をついで食べ始めるぞ~となった時、長女ちゃんが大皿に盛られたみんなで食べるメインを、一人で全部持っていってしまった、ということがありました。

早い者勝ち!というわけでもなく、純粋に食べたくて自分のお皿にのっけた様子の長女ちゃん。

結局彼に指摘されて、ごめんなさい、と大皿に戻したのですが、食べ盛りだな、と感心しつつも、あれを全部もっていったら、残りのメンバーは何を食べると思ったのだろう…、と単純に疑問な私。

この様子だと、彼が把握していないところで、娘ちゃん2人の間で食べられなかった!少なかった!なんてことがあったんじゃないかな、と考えたりしましたが、子がめと私がくる以前の話は首をつっこむことじゃないかな、と自粛しました。

こんな光景を目にしたことが一度や二度ではなく。

他にも彼のおうちは炊飯器が常にに保温状態で、いつでも食べられる、というスタイルなのですが、みんなでご飯を食べるよ~となって、ご飯が2人分しかない。それを長女ちゃんと次女ちゃんで完売している、なんてこともありました。

徐々に子がめにも食べるか聞いてくれることが増えましたが、これだと年の離れた子がめはご飯を食べられないかもしれないし、さすがに変えてほしいな…と思っていた矢先の出来事。

親ならば、子供たちが食べられればそれで良いで済むのが正解なのかもしれないですが、娘ちゃんたち2人は、彼同様に私の分が無くても何も違和感がないようで、それがこの先2人が社会に出たら、と気になってしまいました。

娘ちゃんたちは、彼の特別な愛を、無条件に全ての大人が与えてくれる、そうあるものだと彼との生活で感じた結果だと思います。

そう感じさせる程の愛をもって2人をここまで育ててきた彼には本当に尊敬です。

ただし、一緒に住むことを目標としている今、そんな事態を正しく把握していない彼には正直自体を把握してほしい。

彼の方針での結果であれば、大人同士で話し合えば良いだけのことですが、彼は娘ちゃんたちが分け合うことができると思っているということが、なんとも難しい状況でした。

結局、ピザの等分の話を彼にして、娘の行動にショックを受けつつ、それはよろしくないな、と彼。

彼から次女ちゃんに事実確認が入りました。

すると次女ちゃんは自分は多く食べていないとの主張。

彼は困り、私と次女ちゃんで話のすり合わせを提案してきました。

その辺たりでお互いに感情も入り、わちゃわちゃしていたのもあり、コミュニケーションがよりうまくいきませんでした。

次女ちゃんの「自分は多く食べていない」は「自分は(枚数を)多く食べていない」だったのです。

私も、次女ちゃんが多く食べて、と彼に伝え、それが彼女には枚数と伝わった。

コミュニケーションって本当に難しいです。

その後、細かく状況をお互いに確認し、誰が全体的に多く食べたのかという量に論点をあてて話していた私たち。

それでもしばらくは分かり合えず、なぜそれで枚数を多く食べてない!の主張を貫けるのだろう、枚数は多くないけれど、量は確かに多かったかも、とならないのかな、と考えてしまった当時の私。

良くなかったなと思います。

次女ちゃんが社会に出てから人と接するためにと、一人の社会人として解決策を考えることと、次女ちゃんの親になる者として、論点とされていることから、相手の意図を汲み取って適切な答えを返せなかった次女ちゃんへの対応を考えること、それを分けるということが私の中でできていなかったです。

問題解決が優先して、自分の立場を踏まえての対応ができていなかった。

彼とのやり取りは激化して、この時はかなり彼と険悪になりましたが、最終的に次女ちゃんも納得して一応解決。

彼から食べられない人がいないように、少なくなる人がいないようにと娘ちゃんたちに伝えられました。

にほんブログ村 家族ブログ ステップファミリー(子連れ同士)へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました